牧歌的時代

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 ENIACの開発者エッカートは、戦前からテレビの開発に関与していた。そのため彼の自宅には、放送開始間もない頃からテレビが置いてあった。
 ある日、エッカートが友人とテレビを見ていると、退屈した友人は、「ちょっと歌ってくる」といって出てゆき、車を走らせた。しばらくすると、ブラウン管の中にエッカートの友人が登場して、バラエティー・ショーの飛び入りとして歌をうたった。
 当時はテレビ局がひとつしかなく、つねに番組や出演者が不足していて、「ネタが切れましたので」と言って放送を中断することが珍しくなかった。そこでテレビ局では、時間の穴を埋めるため、手品や百面相などの特技を持つ素人出演者をつねに募集していたのである。

※この文章はカゼの秀丸さまのご厚意でここに掲載させて頂きました。著作権はカゼの秀丸さまに帰属します。


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