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 電子計算機が発案された当時、学界では実現を危ぶむ声が支配的だった。当時の真空管が不安定で、大量の真空管を使う電子計算機は動かないと見られていたからである。しかし、ENIACの開発者エッカートによると、大量の真空管を使った電子装置は、その当時も存在していたという。電子オルガンがそれである。
 エッカートによると、最初の電子オルガンは、1898年にサディアス・カーヒルが製作したものだという。この音色を友人に聞いてもらおうと考えたカーヒルは、電子オルガンを電話回線につないだ。彼は2〜3人の友人に聞いてもらおうと思っていたのだが、近所中の電話に、電子オルガンの演奏が流れてしまった。このためカーヒルは電話局に、電子オルガンを電話回線から外すよう命じられた。

※この文章はカゼの秀丸さまのご厚意でここに掲載させて頂きました。著作権はカゼの秀丸さまに帰属します。


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