表題がWindows8となっているが、Windows8.1に対応している。というか、Windows8.1で検証されているようだ。
Windows8.1にしか対応していないものについては、8.1というマークがついているので、Windows8、Windows8.1どちらも有効に使える。
今迄のデスクトップアプリを作って来られた方には、WPFで開発をされていた方は除いて、XAMLが初めての体験だと思う。
その点本書は、第2章で、この本全体の3分の1位の分量を割いて、XAMLの解説をしている。それぞれの項目にサンプルが付いているので、XAMLでどう書けば良いのか、すぐ解ると思う。コードではなくてコントロールを移動したりすれば良いという話もあるが、XAMLの場合、コードを直接いじる機会が増えると思う。
個人的には、第3章のジェスチャ、第4章のメディアに興味がある。
Windowsストアアプリ、あまりぱっとしないのか、Windowsストアアプリ開発の解説書がこの所あまり出ていないような気がする。そんな中、本書は貴重な一冊である。せめて表題を『Windows8.1開発ポケットリファレンス』としていたら、もっと売れたように思う。残念な所だ。
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